全盛期を迎えた 「ショートフォームコンテンツ」 の主なプラットフォームと特徴
本内容は、アンラボコリアより発表された内容を翻訳したものです。
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ここ数年、YouTube を通じて配信される動画コンテンツが人気を集めている。常に時間に追われている現代人がいつでもどこでも多様なコンテンツに触れることができるからである。
しかし、15分の動画でも忙しい現代人からすると長いと感じたのだろうか。15秒から10分前後の短い動画コンテンツ、いわゆる 「ショートフォーム (Short-form) コンテンツ」 が今全盛期を迎えている。
(※ 本文で挙げられているアプリはユーザー評判に基づいて選定しており、アンラボと一切関係ありません。)
ショートフォームコンテンツはいつ誕生したのだろうか?
実は、「ショートフォームコンテンツ」 は最近できた言葉ではなく、2016年に TikTok で初めて紹介され、その後 YouTube や Netflix、Apple TV+、Instagram、Facebook などさまざまなサービスを通じて広く知られるようになったのである。
最近では、TV のようなオールドメディアにおいてもショートフォーム形式のコンテンツを作成するようになり、ショートフォームコンテンツの旋風に拍車をかけている。
会計・コンサルティング会社 Deloitte のデジタルメディアトレンド調査によると、2018年のショートフォームコンテンツの消費の割合は、前年同期比74%も増加している。
特に Z 世代 (24歳以下) の84%、ミレニアム世代 (25~39歳) の81%が、毎週1時間以上をショートフォームコンテンツの視聴に費やしていることが分かった。
また、2019年の MezzoMedia の調査で、10代の半数以上が15分未満の動画を好むという結果が出た。
メディア SK の調査においても、10代の56%が10分未満の動画を好むと回答している。
ショートフォームコンテンツが一つのトレンドとして認められた最も大きな要因は、スマートフォンの進化および消費者の動画コンテンツ消費パターンの変化である。特に、TikTok という動画プラットフォームが人気を集めたことからショートフォームコンテンツの生産が増加し、消費市場が巨大化したことが大きな要因となった。
ショートフォームコンテンツが人気を集めた理由として、以下の3つの点が挙げられる。
1. いつでもどこでも手軽に視聴できる。
- 通勤や通学、ランチタイムなど、日常の中でできる隙間時間を有効活用できる。
2. 短いが強いインパクトを持っている。
- 現代人は、長い文章と映像に疲れやすく、時間をあまりかけずに早く結論が分かるものを好む。このような現代人の特徴に適しているトレンドがショートフォームコンテンツなのである。
3. 制作と共有が容易である。
- スマートフォンがあると、特別な映像設備がなくても誰でも簡単にショートフォームコンテンツを撮影および編集できる。また、ボタン一つで自分が制作した動画を全世界のユーザーに発信することができる。
主なショートフォームコンテンツプラットフォームの特徴
1. TikTok
2016年末にサービスを開始した TikTok は、代表的なショートフォームコンテンツプラットフォームであり、150か国と地域で75言語によりサービスを展開している。
TikTok では15秒から1分以内の動画を制作・共有することができ、音楽ファイルを動画の BGM として活用したりスタンプを使って撮影することも可能だ。
Snapchat やTwitter よりも多いユーザーを保有しており、特に10代、20代ユーザーから絶大な人気を得ている。
2. Byte

Byte は2016年にサービスを終了した6秒動画アプリ Vine の後継サービスである。
Facebook、Instagram、YouTube などの SNS プラットフォームに比べて競争力で負けていたTwitter がショートフォームコンテンツを攻略するためにリリースしたのが Byte である。リリース直後、アメリカとカナダの App Store で1位を記録するなど、高い人気を誇っている。
TikTok との最も大きな違いは、ショートフォームコンテンツのクリエイターに収益を分配するところである。動画から発生する収益がクリエイターに分配されるメリットから、多くのクリエイターを集めることができた。
3. Quibi

Quibi は、今年、OTT ストリーミングサービス市場のダークホースとして注目された。
10分以下の動画が主なコンテンツであり、端末を縦にしても横にしても自然に視聴できる独自の Turnstyle 機能が最大の特徴である。
映画はチャプター別に分けて視聴することができ、ドキュメンタリーやバラエティー、ニュース、スポーツなどさまざまな分野の動画を見ることができる。前述のプラットフォームと異なり、視聴のために月額料金を支払う必要がある。
上記の TikTok、Byte、Quibi などのショートフォームコンテンツプラットフォームと競争するため、Instagram は 「Reel」、Google は 「Tangi」 をリリースした。
YouTube も現在 TikTok のようにショート動画をアップロードできるプラットフォーム 「Shorts」 を開発している。