インスタグラムがAPIを変更、一部アプリはアクセス不可
本レポートは、アンラボコリアより発表された内容を翻訳したものです。
----------------------------------------------------------------------------------------------
ここ数年、インスタグラム(Instagram)に関連したさまざまなアプリ産業が成長してきた。写真を編集してインスタグラムに投稿したり、インスタグラムがサポートしないApple TVなどのプラットフォームでフィードが見られる機能を提供したりしている。
しかし、最近、インスタグラムがAPIを変更したことにより、インスタグラムの全体フィードに対する権限を要求するアプリは、アクセス拒否されることになる。このような変更は開発者にとって打撃となる可能性があるが、インスタグラムは、「ユーザーのコンテンツに対する権限を強化し、経験に基づいた持続可能な環境の構築のためである。」としている。
インスタグラムは、12月3日より、API アクセス権を要求するすべてのアプリを審査する予定である。問題が発見されたアプリは、2016年6月1日までにインスタグラムの承認を受けなければならない。
Apple TVのインスタグラムアプリ「Tangram」の開発者であるTim Johnsonは、「インスタグラムの決定を尊重し、新しい要求事項を満たすための変更作業を行う予定である。インスタグラム全体のタイムラインが見られなくなるため、フィード機能をなくし、アプリ名も変更する可能性がある。」と述べた。
インスタグラムに投稿した写真を使用するアプリの場合は、ユーザーの承認があると、既存と同様に使用可能である。
しかし、Tangramのようなユーザーの全体タイムラインを要求するアプリは運営方法を変更する必要がある。
インスタグラムはポリシーを変更した理由を「自分の作成したコンテンツがどこで共有されているかについてユーザーが不安を感じている。」と説明しているが、最近懸念されているセキュリティ問題も原因であると見られる。
また、最近、インスタグラムプロフィールを閲覧したユーザーを把握できるアプリとして有名なインスタグラムクライアントアプリ「InstaAgent」が、インスタグラムのユーザー名とパスワードを収集し、リモートサーバーを通じて暗号化されていない情報を送信していたことが明らかになり、アップル社はApp StoreからInstaAgentを削除した。
InstaAgent、ユーザーの同意を得ずにインスタグラムアカウントを利用して写真をアップロードしていたことも確認されている。
インスタグラムの今回の決定は、悪意を持ったアプリがAPIアクセス権を取得して情報の利用用途を騙すことを防止するための対策であると解釈される。