話題のニュースを利用してクリックを誘導するPUP
本レポートは、アンラボコリアより発表された内容を翻訳したものです。
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最近、芸能ニュースや社会的な話題に関する動画を利用して不要なフアイル(PUP、Potentially Unwanted Program)を流布した事例が発見された。
PUPはマルウェアではないが、PCを遅くさせたり広告ウィンドウを繰り返し表示するなど、ユーザーにとって非常に面倒な存在である。
今回発見されたPUPファイルは、芸能人動画やバンコクで発生した爆弾テロなど、話題のニュースを利用している。
ユーザーがファイルを実行すると、「C:\Windows」パスに「snbsetup.exe」ファイルが生成・実行され、その後、「utildownload.exe」というファイルが生成・実行されると、当該PUPに関する利用約款と[フアイルを開く]ボタンが表示された画面が表示される。ユーザーが「ファイルを開く」ボタンをクリックすると、Internet Explorerが実行され、動画ページが開かれる。 ※ [図 1]
[図 1] 動画ページ
開かれた動画ページは正常なページであり、ユーザーがクリックしたファイル名と内容が一致するため、ユーザーはPUPがPCにインストールされたことに気づきにくい。
インストールされたPUPはユーザーが接続するページを監視しながら特定ページに接続した際にユーザーPCに広告を表示する。
イギリスのジャーナリストであるIan Leslieは、「人間の4番目の本能は、好奇心である。」と述べた。人間の好奇心は創造的な発展の原動力になるが、悪意を持った人により悪用される場合もある。
サイバー攻撃手法の一つである「ソーシャルエンジニアリング」がその代表的な例である。最近ではPUPの流布にもソーシャルエンジニアリングが利用されており、ユーザーは更に注意しなければならない。
PUPがPCにインストールされることを防ぐためには、以下のような対策が必要である。
① Webサイトからプログラムをダウンロードする際は、正式なプログラム配布サイトを利用する。
② ダウンロード転送プログラムを利用する際は、隠された同意ボタンなどがないかを必ず確認する。
③ セキュリティソリューションのエンジンを常に最新バージョンに維持する。