[セキュリティブログ] 2012 アメリカ大統領選を狙う広告アプリにご注意
2012 アメリカ大統領選を狙う広告アプリにご注意
2012年のアメリカ大統領選を狙ってユーザー情報を漏えいする広告アプリが発見された。
情報漏えい機能が発見されたアプリは、(アメリカ)民主党 VS 共和党の仮想投票と有力候補であるバラク・オバマ氏、ミット・ロムニー氏のライブ壁紙等である。

[図 1] オバマ vs ロムニー 1.0

[図 2] オバマ、ロムニー、ライブウォールペーパー
発見されたアプリは、Google play store (Android 公式マーケット) とその他のサードパーティマーケットなどに登録された状態でそれぞれ 300~1,000件程度のダウンロード数を記録。アプリは現在、公式マーケットから削除された状態であり、サードパーティマーケットからはまだダウンロードができる状態である。

[図 3] サードパーティマーケットから配布中の広告アプリ
上記のアプリは、機能自体に問題はないが、インストール後広告モジュールが追加インストールされる。この広告モジュールはユーザーの同意や確認の手続きなく、Home 画面にショートカットを作り、何度も広告である「お知らせ」メッセージを表示し、機器の GPS 位置情報や機器識別番号などを不正に収集する。

[図 4] HOME 画面に生成されたショートカットと、クリック後表示される広告 Web ページ
このように知らず知らずのうちに個人情報が漏えいするのを防止するには、アプリインストール時にアプリから必要な機能より多くの権限を要求しないかを確認する習慣が必要である。インストール時にはアプリが取得する権限情報が表示されるため、位置情報を提供する必要がないアプリの場合には、インストールを中止するべきである。また、インストール後にもAndroid の [設定]-[アプリケーション]-[アプリケーション管理] からアプリを選択すると、権限を確認できる。
これらのアプリは、V3 Mobile で次のように診断する。
<V3 Mobile シリーズの診断名>
Android-PUP/Leadbolt
Android-PUP/Airpush