[セキュリティブログ] 偽アプリサイト経由で配布される Android マルウェア発見
偽アプリサイト経由で配布される Android マルウェア発見
ロシアで運営されている偽アプリサイトで有料 SMS を送信して金銭的な被害を発生させる Android マルウェアが発見されました。
通常この 『Talking Tom Cat』 アプリを作動させる上で必要としない権限情報をユーザーに求め、ユーザーに金銭的な被害を与えるように仕込んだ有名アプリを装ったマルウェアを配布しています。

[図1] マルウェア配布サイト
このサイトはロシア語で作成されており、アプリインストールボタンをタップすると [talking_tom_cat_android.apk] ファイルがダウンロードされます。

[図2] Android アプリダウンロード
インストール画面でユーザーにいくつかの権限情報を求めますが、通常このアプリを作動させる上で必要としない
SMS 受信、SMS 発信に関する権限情報を要求します。
このアプリをインストールすると正常実行したかのようにユーザーには映りますが、実際のところインストール時に得た
権限情報 (SMS 受信、SMS 発信権限) を悪用して、有料 SMS を発信するように仕込んであります。

[図3] アプリ実行画面
アプリの不正インストールを促すために、サードパーティマーケットからマルウェアを配布するケースが引き続き発生しています。ユーザーはアプリをインストールする際、Google Play や通信ベンダーが運営する信頼性あるマーケットを利用し、実行権限情報を詳細に確認してからインストールするなど充分な注意を払う必要があります。
<V3 Mobile 製品シリーズでの診断名>
Android-Trojan/ DJY(2012.05.23)