[セキュリティブログ] Another fake 『Angry Birds』
Another fake 『Angry Birds』
Androidプラットフォームの普及が急増する状況のなか、モバイルプラットフォームのマルウェアも徐々に存在感を増してきました。主にマルウェアは人気があるアプリに偽装して多くのユーザーにインストールされるよう試みます。数あるアプリの中で特に『Angry Birds』などは、複数回マルウェアの配布に悪用されています。
今回新たに発見されたマルウェアもやはり『Angry Birds』を装っていました。

[図1. 偽 Angry Birds アイコン]
このマルウェアは中国のサードパーティで最初に発見されました。中国のサードパーティマーケットの規模は日本のそれよりはるかに大きく、正規アプリを不法でダウンロードするときに利用されるケースが多いため、ユーザーが容易に悪性アプリと接する環境でもあります。

[図2. manifest に現れた悪性サービス]
このマルウェアは、インストール時に「com.neworld.demo.UpdateCheck」という悪性サービスを実行します。そのサービスとは、アプリ内にある [assets] フォルダに保存されているイメージファイル [mylogo.jpg] に隠されている elf フォーマットのマルウェアを実行して、下記のような悪意あるビヘイヴィアをおこないます。
1.ユーザー端末情報奪取
2.強制 Rooting 試み
3.C&C サーバーと通信してコマンド実行 (ex.プログラムのインストール等)

[図3. マルウェアと化した elf ファイルが隠れている jpg イメージファイル]

[図4. jpg に含まれている elf の バイナリコード]

[図5. スマホ情報奪取コード]

[図6. C&C サーバー通信コード]
<V3 Mobile 製品シリーズでの診断名>
- Android-Exploit/Rootor.TC
[出典:Asec blog 2012年4月5日]