アンラボ、サウジアラビア企業 「SITE」 とサイバーセキュリティ合弁会社 「Rakeen」 を設立
- 10月21日に設立の手続きが完了し、サウジアラビアの首都リヤドにサイバーセキュリティ合弁会社 (JV) 「Rakeen」 を設立
- Rakeen はサウジアラビアにてエンドポイント・ネットワークセキュリティ製品群・XDR などの提供およびビジネス領域の拡大を行う予定
- アンラボが持つセキュリティノウハウと SITE が持つサウジアラビア地域におけるビジネス専門性および技術現地化能力によるシナジー効果を期待
- SITE は、Rakeen による中東地域での安定的なビジネス遂行およびアンラボとの長期的な協力関係の構築のために、アンラボへの資本参加 (SITE Ventures によるアンラボへの資本参加) および取締役会への参加完了

<写真説明> 2024年4月に行われたアンラボと SITE のジョイントベンチャー (JV) 契約締結式。 アンラボの姜 錫均 (カン・ソクギュン) 代表 (写真左) と SITE の CEO である Dr. Saad Alaboodi (写真右) が契約締結後に握手を交わしている。
株式会社アンラボ (CEO 姜 錫均、www.ahnlab.com 、以下アンラボ) が10月21日、サウジアラビアのサイバーセキュリティおよびクラウド供給企業である SITE (Saudi Information Technology Company、https://site.sa/en 、補足説明を参照) とサイバーセキュリティ合弁会社 (JV) 「Rakeen」 の設立手続きを完了したことを明らかにした。
*Rakeen の意味:「安定的な、信頼できる」 という意味のアラブ語の英語表記。サイバーセキュリティソリューション専門企業として製品の安定性と技術の信頼性を強調した名前。
SITE はサウジアラビアの政府系ファンド (Public Investment Fund、PIF) が100%所有している企業であり、サウジアラビアにおけるデジタルトランスフォーメーションとサイバーセキュリティ、クラウド、ソフトウェア開発などを主導的に進めている。アンラボは合弁会社 (JV) 「Rakeen」 に現地の IT 環境に最適化されたセキュリティソリューションと技術を提供し、脅威の分析およびセキュリティシステムの構築技術などを提供する。
サウジアラビアの首都リヤドに拠点を置く Rakeen は、今後サウジアラビアの公共機関および企業に▲PC・モバイル・サーバーなどを保護するためのエンドポイントセキュリティ製品群 ▲ネットワークセキュリティ製品群 ▲クラウドおよび AI 基盤 SaaS 型セキュリティ脅威分析プラットフォームである XDR など多様なソリューションとサービスを提供する。生成型 AI セキュリティ、IoT/OT セキュリティなどのソリューション・サービスの範囲を拡大する一方で、中東および北アフリカ地域までビジネスを拡大する計画である。
特に Rakeen は、円滑なビジネス遂行のためにアンラボと SITE の人材を有機的に統合して運営する予定である。アンラボと SITE は、Rakeen がアンラボの持つグローバルレベルのセキュリティ技術力と SITE の持つ現地セキュリティ市場に関する専門性および技術現地化能力により、迅速な市場参入と市場拡大のためのシナジーを生み出せると期待している。
SITE は Rakeen の中東地域での安定的なビジネス遂行およびアンラボとの長期的な協力関係の構築のため、アンラボの新株引受と取締役会への参加も完了した。SITE の100%子会社である SITE Ventures がアンラボへの資本参加 (10% (744億ウォン)、第三者割当増資) を完了 (9月26日) し SITE の CFO (最高財務責任者) である Hassan M. Alhussain氏がアンラボのその他非常勤理事に選任 (9月25日) されたことで、取締役会への合流手続きを完了した。
アンラボの姜 錫均 (カン・ソクギュン) 代表は、「サウジアラビアをはじめとする中東地域はデジタルトランスフォーメーションが広範囲にわたって進められており、サイバーセキュリティに対する需要も急増すると予想している。アンラボは蓄積されたサイバーセキュリティの技術力とノウハウを生かし、合弁会社 (JV) 「Rakeen」 がサウジアラビアおよび MENA 地域に最適化された製品およびサービスを提供できるように積極的に協力する。これによりサウジアラビアなどグローバルビジネスにおいて素早く成果を出せると期待している」 と述べた。
SITE CEO の Dr. Saad Alaboodi は、「今回の JV は最先端のサイバーセキュリティ技術を現地化し、デジタル資産の保護および先端技術の導入を望むサウジアラビアと MENA 地域のニーズを満たすための SITE の核心戦略である。公共および民間部門の顧客に最高のサービスを提供していく」 と述べた。
[補足説明]
SITE (Saudi Information Technology Company)
2017年に設立された Saudi Information Technology Company (SITE) は、サウジアラビアの政府系ファンド (Public Investment Fund、PIF) が所有している企業である。SITE はサウジアラビアの国家・社会発展のビジョンである 「Vision 2030」 の目標達成のために安全なデジタル環境を作ってサウジアラビアの未来支援を積極的に行っている。経済的資源と人的資源をすべて活用して国家のサイバーセキュリティ能力を強化し、専門人材を育成してデジタル産業を活性化させている。