違法ダウンロードゲーム (クラックファイル) の中に隠れているマルウェア
本セキュリティブログは、アンラボコリアより発表された内容を翻訳したものです。
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人気ゲームの 「シムシティ(都市開発シミュレーションゲーム)」 を違法で楽しめるクラックファイル(改ざんされたファイル)に装ったマルウェアが発見され、注意が必要です。このマルウェアは、「Torrent (ファイル共有ソフト)」 を通じて、ゲームを無料で違法ダウンロードしたユーザーを対象に急速に拡散しています。

[図 1] 人気が高い 「シムシティ」 の新作ゲーム
マルウェアは、「SimCityCrake.exe」 と 「mscsvc.dll」 の2つのファイルで構成されています。
「SimCityCrake.exe」 を実行すると、「mscsvc.dll」 ファイルを 「mssyssrv.exe」 でWindowsのフォルダにコピーし、下記のように 「Microsoft Windows System Service」 という名前でサービスに登録します。

[図 2] サービスに登録されたマルウェア
mscsvc.dll ファイルの内部コードを見ると、IRC Bot 機能が動作すると予測できます。

[図 3] mscsvc.dllの IRC 機能コード
実際にサービスに登録されたプロセスは、日本に位置する IRCで構成されたC&Cサーバーに接続した後、継続的にコマンドを受信します。下記のようにサーバーに接続しようとしていることが確認できます。

[図 4] C&Cサーバーに接続されたシステム

[図 5] 日本に位置するC&Cサーバー

[図 6] C&Cサーバーと通信過程
AhnLab V3 製品群では、次の名前で検出・駆除します。
Win-Trojan/Ircbot.108032