ユーザーが簡単に実践できる6つのランサムウェア対策
本レポートは、アンラボコリアより発表された内容を翻訳したものです。
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最近、ランサムウェア (PC に保存されているファイルを人質に取り、身代金を要求する悪性プログラム) による被害が拡大している。
ここでは、ランサムウェアによる被害を防ぐためにユーザーが簡単に実践できる6つの対策について紹介する。
1. Adobe Flash Player / Adobe Reader / Java などのバージョンを常に最新の状態に保つ。
アドビシステムズは、4月7日、攻撃者にランサムウェアとして悪用された Flash Player の脆弱性24個に対するセキュリティアップデートを発表した。
これによりユーザーは、Windows および Mac では 「21.0.0.213」 バージョンに、Linux では 「11.2.202.616」 バージョンにアップデートする必要がある。Flash Player 拡張サポート版も 「18.0.0.343」 バージョンにアップデートされた。
2. Chrome を使用する。
Internet Explorer より Chrome の使用を推奨する。さらに、「AdBlock」 アプリをインストールしておくとWeb ページに表示される広告を90%遮断できるため、より安全に PC を使用することができる。
また、検証されていないサイトに接続する際は、Adobe Flash Player を無効にすることを推奨する。
3. 送信者不明の E メールを開かない。特に、添付ファイルを実行しない。
マルウェアに感染したユーザーのメールアカウントを利用してマルウェアを添付したメールを送信する事例が多いため、注意が必要である。
4. 「3-2-1」 バックアップルールを実践する。
クラウドのようなネットワークバックアップのみでは、ランサムウェアに感染した際に当該ドライブまで暗号化されてしまう恐れがある。このため、3-2-1 バックアップルール (3つ以上のコピーを作成、2つ以上の異なる形式で保存、1つのコピーをオフライン保存) を適用するなどの努力をしなければならない。
5. PC およびネットワーク上の共有フォルダーを徹底的に管理する。
社内の1台の PC がランサムウェアに感染すると、共有フォルダーを通じて全社に広まる恐れがある。社内共有フォルダーは、隠し共有設定をするか、権限情報を取得したユーザーのみがアクセスできるように設定した方が良い。
より良い方法は、共有フォルダーを定期的に削除する方法である。
6. 複数のアンチウイルスソフトウェアを使用する必要はない。
より安全な環境にするため、アンチウイルスソフトウェアを複数インストールして使用するユーザーがいるが、この場合、アンチウイルスソフトウェア間の衝突によりマルウェアを検知できなくなる恐れがある。
アンチウイルスソフトウェアは1つのみインストールして、きちんと管理することを推奨する。
株式会社Gabia (所在地:韓国) 情報セキュリティ室のアン・グァンヘ室長は、「一度ランサムウェアに感染してしまうと、復旧の可能性はほぼ0%に近いため、現在のところ、バックアップとアンチウイルスソフトウェアのインストールが最も重要な予防対策である。この2つの予防対策を効果的に利用すると事前予防することができ、もし感染してしまった場合でもバックアップしておいたファイルを使用して業務を正常に維持することができる。」 と述べた。