天気のバナーに隠されたマルウェア
最近、Webサイトに挿入された無料の天気バナーからマルウェアが流布され、ユーザーの注意が促された。
アクセスしたWebサイトが正常であっても、ハッキングされたバナーを通じてマルウェアに感染する可能性がある。
このようなマルウェアの拡散方法は、1ヶ所のWebサイトをハッキングするだけで、同じバナーを使用するすべてのWebサイトにマルウェアを拡散させることができる。

[図1]Webサイトに挿入された天気バナー広告
無料の天気バナーは、以下のようなバナー等を提供しており、簡単に個人のブログやWebサイト等へ設置することが可能である。

[図2]天気バナー広告
[図3]は、天気のバナーに挿入された悪性スクリプトを示す。

[図3]バナーに挿入された悪性スクリプト
「baner.js」ファイルにエンコードされた部分を解析してみると、以下のようなURL情報が確認できる。

[図4] 「baners.js」デコード
このWebページは、ゴンダパック(Gongda pack)ツールキットで、内部のコードが難読化されている。

[図5]不正なHTMLファイル
難読なコードを解除すると、JAVA脆弱性に関連するコードやマルウェアを流布するURLを確認することができる。

[図6]難読化解除
マルウェア(1.exe)に感染すると、次のようなファイルが生成される。

[図7]ファイルの作成について
このマルウェアは「bankiマルウェア」で、通常の金融機関サイトのアドレスを入力しても、マルウェア作成者が設定したファーミングサイトへアクセスするように構成されている。

[図8]ファイル生成情報
AhnLabのV3製品群では、次のように検知・駆除することが可能である。
Trojan/Win32.Banki(2013.07.08.01)
Java/ Exploit(2013.07.05.05)
JS/ Iframe(2013.07.05.05)
※ 本レポートは、アンラボコリアより発表された内容を翻訳したものです。