[セキュリティブログ] スマートフォンにもアドウェアがインストールされる
PCを使用する時に不要なツールバー、アイコンなどが勝手にインストールされるとか広告が表示される経験は誰でも一度はあると思います。通常、これらのプログラムは、アドウェアやスパイウェアに分類されますが、スマートフォンでも例外ではありません。特に、スマートフォンでは、アドウェアからユーザーの位置情報、機器情報などの個人情報が流出される恐れがあるため注意する必要があります。最近発見されたアドウェアのアプリでその内容を詳しく説明します。
1 Image Stripper

このアプリはImage Stripperという陣取り"ゲームと同じような形のゲームです。このゲームをインストールする前に、必要とされるパーミッションを確認すると、ゲームに必要ないと思われる位置情報、電話状態などの過度なパーミッションが要求されています。またこのアプリをインストールすると、定期的以下のようなプッシュ通知が表示されます。

このようなパーミッションとプッシュ通知はこのアプリに含まれているAirpushという広告モジュールのせいです。

Airpushモジュールは、上記のような構造になっており、アプリ実行時にPushServiceクラスが動作します。このPushServiceは、サービスを継承したクラスで、ユーザーに継続的に広告を強要します。

上記で示すように、ユーザーの情報の一部をBase64でエンコードして保存し、保存された情報を利用してユーザーを識別して広告を強要します。このアプリは、持続的なプッシュ通知を使用した広告でユーザーを悩ませます。
結局このアプリは、ユーザーが望まない動作をするため、V3製品では、アドウェアに分類されており、下記のように診断します。
<V3 Mobile 製品シリーズでの診断名>
- Android-PUP/Airpush.HEX