[セキュリティブログ] Windows マルウェアを隠し持つ iOS アプリ
Windows マルウェアを内部に隠し持つ iOS アプリの存在が明らかになりました。 Win32/Cogduni.worm.61440 (2010.04.09.01)

このアプリは「Instaquotes-Quotes Cards For Instagram」というアプリ名を使用しており、Apple 社の公式アプリストアに登録されていました。7 月 19 日に登録されて、25 日にユーザーからの申告をうけアプリストアから削除されました。約 1 週間の間に、数多くのユーザーがダウンロードした事が確認されましたが、現在はアプリストアから削除されています。

[図]Instaquotes-Quotes Cards For Instagram のアイコンなど
Windows マルウェアは、iOS アプリのパッケージファイル (.ipa) 内の下記パスに在りました。
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instaquotes.ipa/Payload/Instaquotes.app/FBDialog.bundle/FBDialog.bundle.exe
instaquotes.ipa/Payload/Instaquotes.app/FBDialog.bundle/images/images.exe
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iOS パッケージ内に Windows マルウェアが存在したとしても、Windows と iOS
の実行ファイルのフォーマットは完全に異なるため、iOS が Windows マルウェアに感染する事はありません。
しかしながら、iOS デバイスを Windows システムに繋げた後に実行ファイルを実行したり、その他の脆弱性が存在する場合は、Windows システムに影響を与えることがあるので注意する必要があります。
今回発見された Windows マルウェア自体は、2 年前に発見されており、現在は活動履歴などが報告されていないマルウェアです。
マルウェアに感染すると、フォルダを隠した後に [フォルダ名.exe] という形態でコピー版を生成し、ファイルシステム全体を感染させます。システムフォルダにもコピー版を生成して起動時に自動実行するようレジストリを登録する、という特徴があります。
<V3 製品シリーズでの診断名>